イエローキャブついにニューヨークでハイブリッド・カーのイエローキャブが営業を開始した。昨年秋18台のハイブリッド・カーがイエローキャブの営業の権利のライセンスを得たが、タクシー委員会がいろいろと車両などを検査し、1年経ってやっと6台がニューヨークを走れることとなった。イエローキャブを営業するにはメダリオンというライセンスが必要で、適期的にメダリオンはオークションで競り落とされる。その時通常の車は40万ドル近くだったが、ハイブリッドカーは平均22万ドルほどだった。しかしほとんどのタクシー業者はこの新しい車に躊躇したようだ。ただ1社が勇気を持ってその18台を獲得した。運転手によると、1日中運転されるタクシーは、時速25マイル以下になるとエネルギーが電気で供給されるようになる。そのため渋滞の多いニューヨークでは1日にガソリン代が20ドルも節約できるようになるという。現在ハイブリッドカーは通常の車より車両価格が5000ドル高いが、1日$20節約は1年で6000ドルの節約となるので割得となる。残りの12台も今月末までには走れるようなる見込みで、数年後にはすベテのイエローキャブがハイブリッドカーになるかもしれない。