モニュメント・パークボストン・レッドソックスからベーブ・ルースがやってきて、観客を惹けるということで建設されたヤンキース・スタジアム。1923年4月18日のレッドソックス戦でオープンした。そしてスタジアム完成50周年後、老朽化したスタジアムを大幅に改装し、1976年4月15日に対ミネソタ戦で新装オープン。さらに30年近くをへて、このスタジアムも老朽化しているため、ヤンキースは現球場の北に新たに球場を建設する予定となっている。

このヤンキース・スタジアムを見学できるのだ。さあ参加してみよう。球場外の待ち合わせ場所から、係員の誘導でスタジアムに入って行く。記者席からグランドを眺める。そしてロッカールームに向かい、内部を覗かしてくれる。ヤンキースの選手のくつろぎの場所だ。壁で分かれた狭い場所に個人のユニホームや私品が置いてあるのを見ることは楽しい。部屋をずっと奥まで行くことはできないが、松井選手の場所は間近。日本の小物が置いてあったりして楽しい。ロッカールームの写真撮影は一切禁止されているので注意しよう。グランドに降りて、ベンチ。そしてヤンキースの往年の名選手の碑が並べられた、モニュメント・パークへ。ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック、ジョー・ディマジオ、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントルなどの碑と共に記念撮影。あっという間に1時間ほどのツアーが終わる。

カメラの持ち込みは可能だ。しかしフラッシュと三脚の使用は禁止。ビデオカメラも撮影禁止となっている。また防犯上の理由から、リックなどの大きな荷物は持ち込むことができない。

スタジアム・ツアーが催行されるのは、デイゲームがない時、ヤンキースがホームにいない週末、シーズン開始直前、10月、サンクスギビング・デイ、クリスマス、ニュー・イヤーズ・デイを除く日。今年2006年は3月20日から4月14日まで休止し、その後9月24日まで開催される。




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