先日日本からニューヨークへの直行便が一杯だったので、経由便に乗った。私はいろいろな航空会社のマイル・プログラムに参加しているが、ユナイテッド航空がダブル・マイル・キャンペーンを行っていたので、ユナイテッド航空に固執した。成田とニューヨーク間は直行便で12時間半ほどだが、シカゴ経由だとシカゴまで約11時間、シカゴからニューヨークまで約2時間半となる。乗り換えの時間などを加えるると15時間半ほどになるが、長い国際便の時間が1時間半ほど短くなるので疲れが減るかなとも思った。また観光業を行っているので、経由便の状況も知っていた方がいい。しかし・・・。

シカゴ便の飛行機に乗って驚いたのは、ニューヨーク便より大きな747。それはいいが、各座席に映画用のテレビモニターがない。長時間のフライトで機内映画で時間をつぶすことにしている私にとっては、“やられた!”の一言。しかし壁に共同のテレビモニターがある。私はエコノミー・クラスの最前席で目の前に15インチほどのモニターがあったので、見やすかった。といっても映画は自分で選択できず、係員のお任せだ。寝不足とお酒の力で、最初のハリー・ポッターの終盤で眠りに入る。まあこの映画は最後まで見なくてもいい。それから5時間くらい寝て、起きるとミュージカル“レント”を上演している。私は舞台版は観たが、映画は見逃して、忘れていた。まあまあ楽しめる。その後トイレに行き、そのまま機体の最後尾でおいてあった日本の新聞を見ながら、体操をする。映画は“Good Night, Good Luck”というアメリカの赤狩りのマッカーシー議員の映画を行っていた。難しい話題だが、そこそこ楽しんだ。

シカゴには時間よりやや早めに到着してよかった。入国も時間は大してかからない。経由便の場合は入国した空港で預けた鞄を一旦取り出さなくてはいけない。これに時間がかかった。税関を出て、すぐにユナイテッド航空のカウンターがあり、そこで鞄をまた預け直した。この移民局のある国際便ターミナルからユナイテッド航空の国内線ターミナルまで無人モノレールに乗る。順調出発ゲートに入るところで手荷物検査が混んでいた。ニューヨークより混んでいる。モニターでゲートを確認すると、1、2時間おきに出発するニューヨークのラガーディア空港行きの便のすべてが2時間ほど遅れている。あー、7pm過ぎには到着できると思っていたのに、9pm過ぎとなる・・・。アメリカの空港は成田と違って面白みがない。あるのはまずいファースト・フード、とカフェぐらいだ。時間つぶしにパソコンで仕事をする。

フライトは遅い便の人が空席に入り込んできたので満杯。またこのためにフライトが遅れる。さらにシカゴは全米1の混雑空港なので、滑走路でさらに30分近く待たされる。しかし離陸時は暗くなり、窓際席を取っていた私はシカゴの夜景を楽しんだ。住宅街の区画が正方形に計画的に作られている。アメリカならではの大量生産で街が開発されたのだ。フライトの中ではすぐに眠りに入り、ニューヨーク到着20分ほど前に目が覚める。どこを飛行して空港に入るのか、興味はわく。ハドソン川はどこだ?海だ?ここは、ニュージャージー州のニューワーク。と思っていると、あれは小さく自由の女神。つづいてマンハッタンの南部が目に入ってくる、マンハッタンの東を北に向かう。夜景観光だ。これは絶景。飛行機は結局3時間近く遅れたが、この夜景を見ることができたので、愚痴はこぼさない。空港に到着すると観光会社の知人が日本の観光客を待っていて、疲れ気味。空港迎えの仕事はこれが大変なのだ。飛行機が遅れたときはほんとにうんざりする。しかし観光客にとっては安心です。私は市バスと地下鉄でアパートに向かった。