メトロポリタン美術館4年にも及ぶ工事を経て、メトロポリタン美術館の正面の改装が3月上旬に終了した。この間美術館に入場する時、せっかくの建築が工事用シートで覆われていて、興ざめしたものだが、その覆いが取り払われた。この工事には1200万ドル(約14億円)が費やされた。世界の名作が所蔵されているこの美術館は建築自体も素晴らしい。5番街からの景観が見違えるようになった。とはいえ、私には4年前とに違いがよくわからない。正面の柱の上に積み木のように乗る角張った大理石は、本来は装飾になるはずで、まだ美術館自体が完成していないと秘話として聞いていたので、それらを装飾していたのかと思っていたが、その箇所は手つかずのままだ。あれらの大理石は周辺の装飾され、彫刻された壁と同じように装飾されないものなのか、あの秘話は本当ではないのかな?などと考えている。なにはともあれ、美術館を正面から見据えることができて心が浮くようになりました。メトロポリタン美術館は1870年に創設され、現在の位置に建築されたのはその10年後、それ以来拡張工事が常に進行している。

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