パジャマ・ゲーム6月11日終演予定の限定公演ミュージカル、“パジャマ・ゲーム”が、好評で完売を続けている為、17日まで公演を延長し、5公演追加することとなった。この追加5公演のチケット代は$250から$2,500となるから驚きであるが、アメリカ役者基金(Actors' Fund of America)、ニューオリンズ・ハビタッド・ミュージシャンズ・ビレッジ(New Orleans Habitat Musicians' Village)、同ミュージカルを制作したラウンドアバウト・シアーター・カンパニーの教育プログラムとミュージカル・シアター基金(Roundabout's Education Program and Musical Theater Fund)の慈善金となるという。

同ミュージカルは、リチャード・ビッセルの小説を舞台ミュージカル化し、1973年にトニー賞作品賞を受賞したリバイバル作品。舞台はアイオワ州のパジャマ製造工場。激しい労働争議のなか、女性組合のリーダーが、新任のマネージャーと愛を育んでいく。しかし差し迫るストライキによって彼らのロマンスは脅かされていく、というストーリー。人気ジャズ・ミュージシャンでもあるハリー・コニャック・ジュニアのブロードウエイ・デビュー作で、ケリー・オハラと共に主演し、今年2月にオープンして以来、最も話題の作品の1つである。



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