プロデューサーズ2006年末は、史上最高の売り上げ、入場者で活況を帯びたブロードウエイも1月、2月は閑散期。観客減少の為、赤字に転落する作品も出ている。

まずは、ネイザン・レインとマシュー・ブロドリックがブロードウエイ最高のコンビと絶賛された「プロデューサーズ」は、彼らが降板してから観客は減少の一途。特別公演で復活し、完売公演を続けたが、彼らが再度降板するとまた減少。テレビのコメディー・ドラマで人気のトニー・ダンザを起用し、活力を入れたりしているが、閉幕も近い。最後に一儲けと、またコンビ復活の為にプロデューサーは2人を説得する。もし彼らがコンビ復活しないと3月には終演する模様。彼らがコンビを組むと、それぞれに1週間20万ドルのギャラが懐に入り、6週間公演をこなし(予定では完売)、6月に終演するようだ。
*オリジナルコンビの復活はなく、4月22日に主演予定となった(07.2.25)。

アメリカのテレビのトークショーで絶大なる人気を誇り、数十億円を稼ぐオプラ・ウィンフリーが出資した「カラー・パープル」。アリス・ウォーカー原作小説はすでにスピルバーグにより映画化されたが、これは舞台ミュージカル版。オープン当初は彼女のファンが全米から訪れたが、最近は観客集めに苦労している。苦肉の策は、最近ブロードウエイで定番となりつつある、人気テレビ「アメリカン・アイドル」の決勝進出者を起用すること。春を迎えることができるか・

長期ロングランを継続中の「美女と野獣」が7月29日に終演するというニュースは、たくさんの人を驚かせた。まだまだ観客は来ているのに・・・。ディズニーは、次作の「リトル・マーメード」の為に、劇場を明渡す戦略か?ちなみにブロードウエイのロングラン記録更新中の「オペラ座の怪人」は、まだまだ続くようだ。

プレビュー公演から本公演がオープンしても観客動員が振るわなかった新作「スプリング・アウェイクング」。しかし批評家の支持は熱く、それに答えるように冬の閑散期にも関わらず観客を増やしている。

昨今ブロードウエイと映画業界の関係は緊密になっている。「レント」、「プロデューサーズ」の映画化などに続き、「ヘアスプレイ」、「マンマミア」が映画化される。また「ジャージー・ボーイズ」も映画化の為に権利取りが激しいという。80年代にヒットした「ドリーム・ガールズ」が映画で成功し、またブロードウエイでの再演の噂がたちこめてきた。



The Producers (Original Broadway Cast Recording)