アメリカでは、日中の時間を有効に利用し、また節電の効果もある為、ほとんどの州がサマータイム(夏時間)を利用しています。ニューヨークもその1つの州です。

ニューヨークでは、今年から例年より3週間も早く、3月11日からサマータイムが開始されます。終了は11月4日で、例年より1週間遅いですので、サマータイムの期間は例年より1ヶ月も延長されました。

標準時間の日本とニューヨークの時差はマイナス14時ですが、このサマータイムの期間は、日本とニューヨークの時差はマイナス13時間となります。つまり日本の深夜2amは、ニューヨークの前日昼の1pmというわけです。

日本からの旅行者が間違いやすいのは、サマータイムの開始時と終了時の時間が変わる日にニューヨークに滞在する場合です。夏時間開始の場合は、自分の時計が深夜1時になったら2時に進めて下さい(通常寝る前に時間を1時間進める)。標準時間に戻る時は、その逆に深夜2時に1時間時計を戻して、1時にします。

特にサマータイムになる時は、時間が1時間進みますので、帰りの飛行機の出発や観光ツアーなどの参加、時間が決められた予定がある人は、時計を進めないと1時間遅刻しますので、要注意です。

またアメリカでは例年よりサマータイム期間を延ばしたことにより、コンピューターの誤作動の心配が取り上げられています。今回のサマータイムの変更は、2005年に決まったので、それ以前のソフトは例年と同じ4月第1日曜日にサマータイム開始のプログラムが組み込まれている可能性があります。しかし2000年問題ほど大きな問題はないと予測されています。



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