3月17日はセント・パトリックス・デー。アイルランド系移民のお祭りの日だ。セント・パトリックス・デーはアメリカでは祭日とはなっていないが、アイルランド系移民にとっては祭日も同じ。ニューヨークの高級ブティック街からセントラル・パーク沿いの5番街を行進する、このセント・パトリックス・デー・パレードには15万人の人々が参加する。パレードとしては世界でも最大級だ。

ニューヨークのセント・パトリックス・デー・パレードの開始は、アメリカ独立宣言よりも16年も早い1762年。途切れることなく続けられ、今年で246回目となる。初期は主に軍隊に属するアイルランド系移民が行進したそうで、その後に現在のようにコミュニティーなどが参加するようになった。

パレード当日はテレビでの放映はもちろんのこと、アイルランド系移民でなくとも、ニューヨーク市民や観光客など、たくさんの人々が沿道を埋める。アイルランドのクローバー、緑色を身につけて歓声を上げる。そしてアイルランド系というと酒飲みが多く、アイリッシュ・パブでは一晩中の大騒ぎとなる。もちろんアイルランド系移民でなくとも、酒飲みにはお祭りは絶好の飲む機会となります。

パレードは11amに5番街44ストリートから出発し、メインの50ストリートのセント・パトリック教会前を通り、メトロポリタン美術館を通過し、86ストリートまで北上。その後86ストリートを3アベニューまで行進します。

またセント・パトリック教会では、8:30amよりミサがあります。

セント・パトリックス・デー・パレード
場所:5th Avenue from 44th Street to 86th Street and to 3rd Avenue
時間:11amより
http://www.saintpatricksdayparade.com




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