ネイキッド・カーボーイ登場タイムズ・スクエア地区で名物といえば、この人。上半身裸で白いブリーフ、カーボーイ・ハットとブーツ姿でギターを抱えて歌を歌っているネイキッド・カーボーイ。最近私は彼の姿を見ない(冬というだけでなく・・・)。先日チョコレート・メーカーのM&Mの広告に使われているモニターに、ネイキッド・カーボーイのように白いブリーフ、カーボーイ・ハットとブーツ姿でギターを抱えて歌を歌っているM&Mチョコレートのようなアニメが、彼の逆鱗に触れ、彼の許可なく彼の姿をまねしているということで、訴訟を開始したことで、彼の存在を思い出した。彼はまだ健在のようだ。

そしてなんと最近ニューヨーク・ポストという新聞紙のキャリアのページに、“ドリーム・ジョブ(夢の仕事)”という題のコラムに登場した。オハイオ生まれの彼は、若い時は問題児だったが、ある本に刺激されて、有名になることを決意。まずボディービルを開始し、大学時代にストリッパーを開始する。人にモデルになるべきだといわれ、ニューヨークへ。ゲイバーでダンスをして生活費を稼ぐ傍ら、演劇や音楽のクラスで勉強する。その後プレイガールという雑誌で、ビーチでのカーボーイ姿での撮影。その時に写真家にブリーフ姿で歌うようにいわれ、ネイキッド・カーボーイが誕生した。最初はシンシナティで行うと、警察が来て逮捕されたという。結局ニューヨークへ。この地でスターの座?についた。

現在ニュージャージー州にガールフレンドとその3人の子供と住み、ニューヨークに片道2時間かけて通勤するという。彼の1日は朝起きて、イスに座って2、3時間の間、文学や哲学の本を読み、ジムで汗を流して、昼食。その後にタイムズ・スクエアへ。帰宅後にまたジムでトレーニングし、読書をして、眠りに入るという。

彼曰く、自分の好きなことをして、お金をもらうことは仕事ではない。