ストーン・ストリートヨーロッパからの移民が最初に移住してきたウォール街には、ニューヨークの歴史にあふれている。

まだ初期のニューヨークは、道路は土で、街は埃っぽく、雨の日には道はぬかるんでいた。ある婦人が道路をどうにかして欲しいということで、石畳で舗装された道路がストーン・ストリート(Stone Street, 石の道という意味)。1658年のことでした。実は、この通りの名前は、マンハッタンがオランダの植民地だった時はフーイ・ストリート(Hoogh Street)、マンハッタンがイギリス領の植民地となった時は、デューク・ストリート(Duke Street)と呼ばれた。月日は流れ、1794年にストーン・ストリートと改名され、現在に至っています。

またこの道路は本来ホワイトホール・ストリートからブロード・ストリートを交差し、サウス・ウィリアム・ストリートまで続いていたのですが、区画整理の為、現在コンティーズ・アリーとサウス・ウィリアム・ストリートの間となっています。

ストーン・ストリートは現在も昔のままの石畳です。道路沿いの建物はというと、ほとんどがとても古いですが、1835年の大火事により消失してしまいました。しかし1836年以降に再建された建物は保存され、1929年以降に新しい建物は建設されていません。

とても雰囲気のある通りですし、コンティーズ・アリー周辺は、夏は路上にテーブルが置かれて、沿道のレストランの食事を楽しめます。