スポーツ博物館ニューヨークには美術館博物館がたくさんある。メトロポリタン美術館や近代美術館などは人があふれるほどの人気で、この美術館を訪れる為にニューヨークに来られる人もいるだろう。

アメリカ民族博物館、ニューヨーク警察博物館、ニューヨーク消防博物館、金融博物館、摩天楼博物館など、観光客のみならず地元民にさえ、ほとんど知られていないような美術館博物館もたくさんある。

どのくらいの人が訪れているのだろう?
あまり人が入場しなくても存続できるものなのか?
そんなことを考えたことありますか?

今年2月20日に、アメリカン・スポーツ博物館が閉館となった。昨年開館したばかりで、10ヶ月ももたなかった。初年度に100万人の入場者を期待していたようだが、開館以来125,000人しか入場者がなかったという(でも計算すると1日平均400人以上のようです。悪くなくない?)。

景気も後退するなか、もはや国の公債と個人投資による9,300万ドル(約90億円)の資金を維持できないということで、閉館に踏み切った。展示品は、同博物館所有のものはあまりなく、いろいろな殿堂博物館から借りていたので、元の出典先に返却するそうだ。ホッケーは、ミネソタ州のホッケー殿堂博物館、フットボールは、オハイオ州のプロ・フットボール殿堂博物館というように・・・。

いつかは見学してみようかな、とは思っていたんですが・・・。
それにしても自分には興味がない博物館でも、なくなることは悲しい。