プラザ・タイムズ・スクエア道路の車線を減らし、自転車専用通路を増やしているニューヨーク市。さらに歩行者にくつろげる場所の提供を開始した。車道を閉鎖して、イスやテーブルが置かれた歩行者がくつろげる場所は、プラザと名付けられている。

観光客に大受けなのは、タイムズ・スクエアだろう。世界の交差点ともいわれるブロードウエイと7アベニューが交差したところ。新年を迎えるカウント・ダウンで世界中の人々が注目するところだ。大企業のきらめくネオンの看板が周りを取り囲んでいるこの地区、ブロードウェイの42から47ストリートまでを歩行者天国とした(7アベニューは車通行)。

どこかがスポーンサーとなって、サマー・チェアなどが置かれているので、のんびりとくつろぐ人は多い。疲れて眠っている観光客も多い。ブロードウエイのトニー賞授賞式が、タイムズ・スクエアのモニターに映し出された時は、特等席となったことにちがいない。

しかし最近の問題は、ゴミ。深夜までには、テイクアウトのピザの箱やドリンクの紙コップなどが散乱するようになる。またサマー・チェアが盗まれているようだ。

プラザは、ブロードウエイと6アベニューが交差するヘラルド・スクエア、ブロードウエイと5アベニューが交差するマディソン・スクエア・パーク、9アベニューと14ストリートが交差するミート・パッキング地区などにある。