地下鉄フォーム地下鉄の路線がたくさんあり、公共交通に便利と思われるニューヨーク地下鉄システムですが、マンハッタン東部は、地下鉄路線が少なく、利用者からは不満の声が上がっていました。

セントラル・パークの南59ストリートから北は、マンハッタン西部は、地下鉄1、2、3、A、C、B、D路線があるが、東部は4、5、6路線しかない。4、5、6路線の3つの路線といっても、マンハッタンの北からシティ・ホール駅まで1つの通路を各駅停車と急行停車が利用しているので、各駅停車と急行が停車する駅は、大混乱だ。地下鉄システムが古く、ホームや階段が狭いので、ラッシュ時は押し合いとなる。

かつて2アベニュー路線の地下鉄計画があり(1920年)、工事をしていましたが(1972年)、予算が無くなり、工事途中のままの停止しました(1975年)。しかしまた地下鉄が必要だということで(1995年)、この工事を再開発し始めました(2007年)。しかし工事は遅れ(ニューヨークではよくあることです)、当初2012年完成予定と発表されていたものが、15年になり、今度は16年から17年に完成するといいだしました。この間に工事費はうなぎ上りです(2012年完成予算38億ドル、2015年完成予算43億ドル、2016年から2017年(完成予算44から38億ドル)。

特に困っているのは、この地下鉄工事の為に、地上の2アベニューも巻き込む工事となり、売り上げが減少している道路沿いの商店です。手始めに開発される69から74ストリートの間と91から97ストリートの間は、道路の半分が通行止めになったり、柵が出来たり、歩くこともままならない。人はこの道路を通らなくなっていますし、通っても工事現場の店に足を停めて入ろうとはしないのです。

工事の振動の為に、古いアパートの壁にひびが入り、安全性の為に、アパートを追い出された住民もいます。

月日の経つのは早いといいますが、苦境時は長く感じるものです。