メトロポリタン美術館マンハッタン内の路上や公園にはたくさんの露店が営業している。
人通りの多い場所あり、閑散とした場所あり。
露店はやはり人通りが多くないと不利だ。
設置場所は入札で決めことになっている。
高い場所代を提出した者が、その希望場所を獲得するのだ。

ニューヨークはもとよりアメリカ国内で、一番人気の露店場所は、メトロポリタン美術館入り口階段下だ。
階段下でも、最寄りの地下鉄の駅が美術館の入り口のやや北方面にあるので、北側方が南側より人気が高い。

昨年、この場所をホットドックの売店が、入札価格$642,701で獲得した。
1個$2ホットドッグを販売して、元が取れるのか?

観光閑散期に営業を開始し、もちろん毎日大赤字。売店主は、営業料金を払えず、権利を投げ出した。しかしこの売店主はただでは転ばず、退役軍人はどの場所でも営業できるという、古い規則をもちだして、退役軍人を雇い、売店の営業を開始した。雇われた退役軍人は横にいるだけで、働いてはいない。

そうこうしているうちに、他の退役軍人らが、自分でホットドッグ露店での営業を始め、メトロポリタン美術館前の場所代は、値下がりした。

最近の入札では、カップケーキ店が、5年契約でメトロポリタン美術館入り口階段北側を獲得した。入札額は初年度$108,000で、翌年から1年ごとに10%値上がりするという契約。

カップケーキは1個$3というが、新しい売店主は、場所代に十分勝てる自信があるようだ。

*現在メトロポリタン美術館正門階段下で営業している売店は少ない。退役軍人の売店の件は、その後どのようになったか不明。すみません。