映画と舞台では、演技が違う。やはり真の演技は、観客の前で演じる舞台演技だと思う。舞台のギャラは、映画ほど良くないので、高いギャラを得ることができる映画スターは、舞台で演じることは少ないし、また技術的に舞台で演じることができない、という映画俳優も多い。

このような状況下で、映画スターがブロードウエイで演じるとなると、生の映画スター観たさに、観客は集まる。劇場側も主演スターのおかげで、興行が黒字になるので、彼らにプロポーズをしている。

映画で人気でも、舞台での演技が認められるという役者は多くはない。私が観た中では、メリス・ストリープは舞台でも、ダントツうまい。ケビン・クラインもしかり。2人ともジュリアードのドラマ出身だ。アン・ハサウェイも魅力があった。ケイト・ブランチェットも力強い(舞台役者です)。ネイザン・レインはもちろん大の舞台役者です。ジュリア・ロバートは、魅力はあるが、舞台ではやや弱いかな。スカーレット・ヨハンソンは地味な演技だった。リーヴ・シュレイバーも舞台によく出演する舞台俳優です。

只今、ブロードウエイに出演中の映画スターを生で観劇しましょう。スターのスケジュールはきついので、作品は期間限定ですので、見逃さずに!といっても、ほとんどは完売となっています。どうしてもという人は、高価なプレミア席かダフ屋を利用するしか方法はありません。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズが、ソンドハイムのミュージカル、「リトル・ナイト・ミュージック」に出演中。作品は名作のリバイバルなので、おもしろいでしょう(私観ていません)。6月20日まで。

ネイザン・レインは、キング・オブ・コメディです。最新ミュージカル「アダムズ・ファミリー」に出演中。終演予定はありません。

ミュージカルではないですが、クリストファー・ウォーケンが、ダーク・コメディ「A Behanding in Spokane」に出演中。彼は舞台でも個性的でおもしろいです。6月6日まで。

デンゼル・ワシントンもうまい。名作「フェンス」のリバイバルで、自己本位の黒人男性を力強く描いています。トニー賞後方です。7月11日まで。

追伸:
アル・パチーノが、夏の野外シェークスピア劇に出演します。6月9日から8月1日までの「ベニスの商人」です。公演日は、シェークスピアの「冬物語り」と日替わり公演となりますので、公演日の確認が必要です。入場料は無料なので、チケット獲得はとても大変です。




ブロードウェイ夢と戦いの日々
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