宝くじ当選デリ2011年3月25日の宝くじで、当選金3億1900万ドルの宝くじを発売した場所が、ニューヨーク州の州都オルバニーのデリです(写真)。

アメリカの宝くじとしては、史上5番目の当選金だそうですが、ニューヨーク州では1番です。

当選した人は、ニューヨーク州の職員7名。
彼らは同じ職場の仲間で、定期的にお金を出し合って宝くじを買っていたそうです。
1人2ドルずつ出し合って、職場の隣のデリで、自動選択で選ばれた宝くじをを購入していました。
宝くじを買う時に他の人が割り込んできたそうですが、文句を言わずに譲って、その後に購入したそうです。

なんと、購入した宝くじの中に、当選番号22, 24, 31, 52, 54、メガボール4が含まれていたのでした。

このようなことには、いろいろな話があるものです。

実は、この職場には12人が働いています。
残りの5人は?というと、今回は参加しなかったのです。
すべての人に、参加しないかと、2回ずつ尋ねたといいます。
参加しなかった1人の理由は、単に手元に2ドルなかったからというものでした。

当選金3億1900万ドル・・・。

当選発表翌日、当選宝くじを購入した7人は仕事を休みました。
もちろんすぐに辞職ですよね。
こんなところで、働いていられるかー、
俺たちはお金持ちだよー!

職場に顔を出した残りの5人は・・・。
彼らのことを思うと、涙が止まりません・・・。
笑ってはいけません・・・。

でも人生って、こんなものですよね。

一人当たりの受取金は、税引き後1900万ドルほどになるそうです。


追記:
ニューヨーク州は財政赤字で州職員をレイオフしています。
当選金によるたくさんの税金を払ってくれて、辞めてくれるのは州にとっても幸運なこと?
噂では、当選者は今回の宝くじに参加しなかった職場の仲間に、慈悲のプレゼントをするということも囁かれています。



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