ホテル

プラザ・ホテル売却か

プラザ・ホテル
プラザ合意が開催されたり、映画の舞台にも数多くなった、ニューヨークの顔をして知られている、プラザ・ホテルのオーナーが変わるようです。

インドの会社が6億ドルでの買収を計画しています。
ホテルの価格の内訳は、建物内の100部屋のコンドミニアム(日本でいうマンション)と130部屋のホテル部屋が4億ドル、小売りスペースが2億ドルだそうです。

ヒルトンやドナルド・トランプもオーナーになったこのホテルの売却は6度目といいます。
1995年からは3度目の売却で、現在は2004年に6億7500万ドルでイスラエルの大富豪が経営するマンハッタン所在の不動産会社購入し、所有しています。

なんでも投資の対象となるビジネス界。
お客様にとってサービスが良くなればいいのですが・・・。


冬季ホテル・キャンペーン

プラザ・ホテル
観光客に大人気のニューヨークは、ホテル代が高い。
狭いのに高い!

それでも取れない!

通常は強気のニューヨークのホテルですが、観光閑散期の1月から2月は、高級ホテルでも割引キャンペーンをして、空室を埋めようと努力します。

ニューヨークの顔として知られている、あのプラザ・ホテルは、2泊すると3泊目が無料となります。
同様に最高級のウォルドルフ・アストリア・ホテル、ピエール・ホテル、ペニンスラ・ホテルも3泊目が無料。

Wホテルの負けてはいません。タイムズ・スクエア、ユニオン・スクエアのどちらののケーションも4泊目が無料です。

ヒルトン・ニューヨークはまだ強気で、スターバックスの朝食サービスしかないですが・・・。

下記のサイトからオンライン予約ができます。
ご確認を!


ホテル・キャンペーン
http://www.nycgo.com/getmorenyc/hotels


マンハッタン郊外のホテル・ブーム

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なぜマンハッタン郊外にホテルが増えているかというと、ニューヨーク市のホテルは、空きがないし高い!!!
昨年2011年末までに市内のホテル客室数が9万室になっているといいますが、ホテル稼働率は、85%以上。
2006年と比べて、24%増。

現在建設中の40%が、ブルックリン区やクイーンズ区のロング・アイランド・シティなどマンハッタン郊外。
今後30ヶ月で約40件のホテル建設が進行します。

過去1年間でブルックリン区に7つのホテルがオープンし、2012年にはさらに5軒のホテルが開業します。

現在ブルックリン地区には、27ホテル(およそ3000室)があります。
2008年にはほんの1200室しかなかったのです。
(その内637室はブルックリン・マリオットホテルでした)

ブルックリン地区のホテルは、ダウンタウン・ブルックリンとウィリアムズバーグに集中しています。


老舗アルゴンキン・ホテルの名物猫

アルゴンキン・ホテル老舗にはいろいろなお話があります。

1902年開業のアルゴンキン・ホテル。
ドロシー・パーカーなどのアメリカの作家が円卓を囲んで、会話がはずんたホテルとして知られています。

そしてお猫樣。

この度10代目となりました。
名はマチルダ3世。
女王です。
先代のマチルダ2世は15歳と高齢となり、ホテルのスタッフの郊外のアパートに引退した為、4歳の彼女が動物シェルターから迎えられました。

アルゴンキン・ホテルのお猫様は、この172室の老舗ホテルで自由に振る舞えます。
ロビーのイスで毛並みを整えたり、荷物運搬カートに乗って居眠りしたり・・・。

アルゴンキン・ホテルのお猫様の伝説は、1932年に始まりました。
ある雨の夜にロビーに入ってきたのです。
初代の猫は雄で、最初はラスティと名付けられ、
初代ホテル・オーナーのフランク・ケースが、10階の彼の部屋で飼い始めました。
ラスティは、ミルクをシャンペーン・グラスからでしか、飲まなかったそうです。

俳優のジョン・バリモアが、ブロードウェイでハムレットを演じている時に同ホテルに滞在し、ラスティという名前は平凡過ぎるということで、ハムレットと名前を変えました。

後継者のハムレット2世から5世の4匹の猫が1940年から67年の間、ホテルで生活しました。
カバン置き場のドアに彼専用の小さなドアが付けられたり、
地下室にブロンズの値札付きのトイレも設置されました。

1968年から1982年に君臨したハムレット6世は、ホテルのリノベーションの時に行方不明になってしまいました。
一説には、誤ってホテルの壁の中に閉じ込められたのではないかといわれています。
もし寒い、暗い夜に壁を引っ掻く音がしたら、それはまさしく・・・。

ハムレット7世(1982 - 1987)は、ある時ホテルを逃げ出しました。
ホテル・スタッフが、翌日近くのハーバード・ヨット・クラブの建物でメス野良猫と遊んでいる彼を発見し、連れ戻したというエピソードが残っています。

ついに女王君臨の時代となりました。
最初のメス猫はマチルダ(1987 - 1998)と名付けられました。
彼女は、宿泊客が帰る時、タクシーのドアが開いた隙に後部座席によく乗り込んだそうです。
スタッフが連れ戻す度に、当惑していたそうです。
晩年、彼女はホテルの客に嫌悪感を示していたそうです。

マチルダ2世は、まさに女王とした態度で、ほとんどの時をチェックイン・カウンター周辺で過ごしたそうです。
夏になると、外の鳩を追おうと企んだものでした。
また夜になると、ロビーを駆け回っていたそうです。

そして当代のマチルダ3世の近況は、早朝従業員用のエレベーターに乗って、13階で降りるそうです。
なぜいつも13階なのかはわかりません。


ホテル・チェルシーが売りに出ました

ホテル・チェルシーボブ・デュラン、アンディ・ウォーホール、アーサー・ミラー、ユージン・オニールなど芸術家が長期滞在した名物ホテル・チェルシーが売りに出ました。

1978年にシド・ヴィシャスが恋人を刺殺したなど、話題も尽きないホテルです。

この12階建ての赤煉瓦のホテルは、1883年に完成し、1884年にコープという形態のアパートとしてオープンしました。
1889年までニューヨークで1番の高層ビルだったというから驚きです。
また当時は、ホテル周辺は劇場街として、栄えていたそうです。
しかし経済不安と劇場街の移動により、アパートは破産し、
1905年からホテルとして再出発をしました。

65年以上同じ家族で経営されていたことで、お金がなくてもオーナーの目にかなえば長期滞在できるという恩恵があり、宿泊代が払えない芸術家は作品を置いて行きました。

ホテルのロビーには、有名芸術家を含むたくさんの芸術家による作品が展示されています。

著名な滞在者は、アラン・ギンズバーグ、グレゴリー・コルソ、トーマス・ウルフ、ジャニス・ジョプリン、レナード・コーヘン、ジミー・ヘンドリックス、グレイトフル・デッド、ヴァージル・トンプソン、ラリー・リバーズ、ウィリアム・バロウズ、ウィレム・デ・クーニン、ジャスパー・ジョーンズ、パティ・スミス、クゥエンティン・クリスプなどなど。


1952年には、ディラン・トーマスがアルコール中毒で死亡しました。
アーサー・C・クラークは、名作「2001年宇宙への旅」をこのホテルで執筆しました。
詩人アラン・ギンズバーグとグレゴリー・コルソは、知的な交流ができる場所として選びました。

たくさんの話題があるホテルです。

不動産会社が購入して、高級マンションにするというようなうわさもあります。


ホテル・チェルシー
222 West 23th Street
New York, NY 10001


閑散期ホテル・キャンペーン

ハラル屋台寒さを吹っ飛ばせ!
大雪なんか怖くない!

昨年は、ニューヨーク史上最高の観光客4870万人が殺到し、
ホテルの占有率は全米1の平均85%。

混雑期はホテルが高い、
とれない、
と、ヒヤヒヤものですが、
閑散期は観光客も大きな顔をできます。

恒例となっている冬季ホテル・キャンペーンが、
1月2日から2月28日まで開催中です。

すごいのは高級ホテルもが、割引やキャンペーンをしているところ。

ウォルドルフ・アストリア・ホテルは、人気デパートのブルーミングデールの$50のギフト・カードがもらえます。

トライベッカ・グランド・ホテルは、2泊以上の宿泊で、20%割り引き。

シェラトン・ニューヨーク・ホテルは、1泊$224からで朝食付。

ヒルトン・ニューヨークは、週末の朝食付宿泊が20%割引

インターネットで、ご自身で予約しましょう。
英語ですけど、頑張って!
http://www.nycgo.com/getmorenyc/hotels


ニューヨークのホテルは増加中

スタンダード・ホテルニューヨークのホテルの部屋数は、過去1年間に4,000室増えて、全部で75,000室となった。さらに今年前半期6ヶ月の客室占有率は83%と昨年の77%より増加している。

6月現在工事中のホテル数は60で、昨年同期より31%減少しているが、全米では50%減少していることを考えると、かなりいい状況だ。



ホテルのカード・キー

ホテルの部屋の鍵防犯の為に、ホテルの鍵は数年前からカード・キーが主流となっています。カードには部屋番号が書いてないので、落としても拾った人がどの部屋かわからないので、安全です。

カード・キーの使い方は、ドアの機械に入れて、抜きます。緑のランプでドアは開きます(自動ではないです)。赤いランプが点灯された時は、カード・キーの磁気が読み取れなかったので、開きません。カードの抜き差しは、早くても遅くてもいけません。適度なスピードで、手に力を入れずに、緊張せずに!(自分の部屋に入るのに緊張する人はいないと思いますが、機械に弱い人はあるかも・・・)

なんどやっても、赤いランプしか点灯しない。
カードの磁気がおかしいことがありますので、フロントに行って、再度カードが利用できるようにしてもらう必要があります。

でもまだ開かない。
ドアの読み取り機が壊れている場合もありますので、その場合は係員にみてもらう必要があります。

アメリカの電器機器は不具が多いので、自分を責める必要はありません。

写真のカード・キーですが、逆面にはしっかりと飲食店の広告が印刷されていたりします。


プラザ・ホテルの現在

プラザ・ホテルかつてはニューヨークの顔として知られたプラザ・ホテル。
ドルの為替変動のプラザ合意が行われたところでもある。
5番街とセントラル・パークの角に建つ建物は、一際目を惹き、「ホーム・アローン」、「クロコダイル・ダンディ」、「北北西に進路を取れ」など、映画でも登場している。

しかしホテルの経営が変わって以来、人気はがた落ち。

不動産ブームの最中、ホテル業よりマンション業の方が儲かると考え、半分以上の部屋をマンションにして、売り出したが、購入者からクレームやら訴訟騒ぎ。
名物レストランは、リノベーションしても、人気は上がらず。
ホテル内の店は、人が寄り付かず、空き家が目立つ始末。

再起を図るホテルは、豪華なレストラン、パーム・コートを新たにリノベーションして、オープンした。

2008年のリノベーションは、不評で9ヶ月で閉鎖。店内の雰囲気の不人気さのうえ、アフタヌーン・ティが$65と、他の高級ホテルよりもさらに高額だった。

今年の再オープンには、前回の650万ドルに、さらに100万ドルを追加投入した。しかしアフタヌーン・ティーは、$45に値下げされた。

今後の行方はいかに・・・。


ホテルのシーズン・オフ・キャンペーン

プラザ・ホテル1月4日から2月28日まで、有名ホテルが、2泊連泊すると3泊目が無料になるキャンペーンを実施します。

参加ホテルは、ロンドン、マンダリン・オリエンタル、パラス、ペニンシュラ、ピエール、プラザ、ウォルドルフ・タワーなど。
http://www.nycgo.com/thirdnight

また別のホテルでは、上記期間中に滞在した場合は、日曜日宿泊は$50のホテル・ボーナス、または50%割引で、さらに夏にニューヨークに戻ってきた時に、同様の割引が受けられるというキャンペーンも開催される。

参加ホテルは、アフィニア、プレジデント、コンフォート・イン、ベッドフォード、ヒルトン、キタノ、パーカー・メリディアン、ヘルムズレー、Wホテルなど。
http://www.nycgo.com/?event=view.offers&T=4238



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